WOMAN TECH TERRACE 2020 に参加した
「アドカレのネタないな〜」と考えながら久々にブログを開いたら、まるまる下書きが残っていてびっくりしているゆっこです。
そんなわけで、いつの話だよ😇って話なのですが、公開しておきます。
(これ見ていたら、アドカレも女性エンジニアうんぬん需要あるかな?とか思ったのですが、どうなんでしょう???同期のアドカレなので、技術に寄りすぎない何かがかけたらいいなと思っているが、、、)
9/13日に開催された女性エンジニアのためのイベントに参加してきたときの記録です。 cyberagent.connpass.com
イベント内容についてはイベントのページや様々な方のツイートなどからわかるかなと思うので、私自身が考えたことを残しておきます。
「女性エンジニア」のためのカンファレンス
私自身、女性エンジニアのイベントによく参加するのですが、いつも「女性エンジニア」と括る必要があるのだろうか🤔と疑問を抱いてしまいます。「女性」と括ることで、さらに男女を区別が明確になってしまうのではないかと。
この疑問は主催者の方も考えていたことのようで、それでも開催したいという思いに共感しました。(リンク先に共感した話あり⬇️) developers.cyberagent.co.jp
印象に残ったこと
信念を持ち続けること
こちらはエマさんの基調講演からです。エマさんは普段に日本にいらっしゃらない方なので、オンライン開催だからこそ聞くことのできたお話でした。私はbit valley2019でもお話したことがあったので、またお話を聞く機会ができて嬉しかったです。
エマさんは、円周率のギネス記録を更新された方です。この「円周率を計算したい」という思いは、小学生の時に生まれたそうです。小学生の計算できる限界は20ケタだった。
その後は一直線で円周率に向かったわけではなかったけれど、ずっとその思いを持ち続けていたそうです。 文系で大学に入ったり仕事でも別のことをやってらしたり、夢と少し違う道にいてもずっとやりたいと思い続けたことで達成することができたとおっしゃっていました。
また、上司のサポートがあったり、同僚のアドバイスがあったり、計算資源が潤沢に使えたり、と周りの環境に感謝しており、「偶然が重なって」という表現を使ってらっしゃる点がとても謙虚な方だなと思いました。
自信も持てる仕組みを作る
こちらは舘野さんのキャリアセッションからです。お話の中で、転職のタイミングで自信喪失してしまったという話がありました。
私は日々自信がない人間で、この自信のなさが悪さをしている部分が多くあると考えていて直したいなと思っていました。また、直すためには技術力を付ければ良いと漠然とした解決策しか考えていませんでした。
しかし、舘野さんは、自信がないときには「自分の強みを他の人に聞いてみる」「毎日継続していることを作って自信を積み重ねていく」と良いとおっしゃっていました。とても具体的な解決策に驚きました。「自信がない」のような一見どうしようもないような問題でも、自分でその状況を変える仕組み作りが大切だなと思いました。
女性のライフステージ
こちらは「エンジニアが企業で実現できるキャリア~私の会社の横軸組織・制度~」というトークセッションからです。
藤田さんが海外カンファレンスにお子さんを連れて行ったというお話がありました。制度としてもともとあったわけではなかったが、新しいチャレンジを応援する会社の雰囲気から実現できたとおっしゃっていました。
また、酒井さんが人事統括の方に「妊活制度ってなんであるのですか?」と質問したら「今はみんな若くてバリバリ仕事頑張りますって感じで妊活とか全然考えてないかもだけど、プライベートも充実させるための考えるきっかけになったらいいなと思う」という回答が返ってきたというエピソードが印象に残りました。
藤田さんも以前までは女性特有の制度を使おうと考えていなかったらしく、ライフステージが変わったからこそ必要になったそうです。今すぐに必要に感じなくても前々から考えておくことは大事なのかなと思いました。
オンラインだったけど
今回はオンライン開催でしたが、とても充実した内容でした。特によかったと思ったAskTheSpeakerと懇親会についてです。
AskTheSpeaker
それぞれのセッションはYoutube配信でしたが、それぞれのセッション終了後にzoomで質問できる時間が設けられていました。 オンラインだとどうしても聞いているだけになってしまいますが、こちらから質問しやすい雰囲気が作られており、とてもよかったです。
AskTheSpeakerが楽しすぎて、でも、次のセッションも聞きたくて、たまに聖徳太子スタイルになっていた時もありました。
懇親会
懇親会はRemoを使っての開催でした。お仕事だと使用されている方も多いのかもしれませんが、私は初めて使いました。
- テーブルごとに話せるようになっている
- テーブルに入るときはノックする仕様になっている
- 全体アナウンスのプレゼンテーションモードがある
- 自分の好きなテーブルに移動できる このような点がとても使いやすかったです。おそらく費用がかかるのでその点、さくっと使うのは難しいのかもしれませんね。
懇親会は初めはとても緊張してましたが、終わった後の自由タイムに入社予定の会社の方とお話しできたのも楽しかったです。
おわり
全体的にあっさりしたブログになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。 男女関係なく、自分の好きな仕事をできるような社会になったらいいなと思います。
Coderetreat for Girls #3 に参加した
技術力向上と横のつながりを目指すワンデーイベントに参加してきました〜! とても楽しかったので、感想を載せます!
(今日カメラ持ってたのに撮るの忘れてた…)
Coderetreat for Girlsとは?
Coderetreat(コードリトリート)は、ソフトウェアの開発と設計の基本に焦点を当てて集中的に練習をするための、プログラマのための終日イベントです。2009年に米国で発祥し、今や世界中の各地で開催されており、毎年秋にはGlobal Day of Coderetreatが世界中で一斉に開催されます。(イベントページより)
タイムテーブル
- 09:00 - 09:30 開場
- 09:30 - 10:00 趣旨説明、準備
- 10:00 - 11:00 セッション#1
- 11:00 - 12:00 セッション#2
- 12:00 - 13:00 ランチ
- 13:00 - 14:00 セッション#3
- 14:00 - 15:00 セッション#4
- 15:00 - 15:30 おやつ
- 15:30 - 16:30 セッション#5
- 16:30 - 17:30 セッション#6
- 17:30 - 18:00 クロージング
全部で6セッションあり、ライフゲームのような単純なお題にそれぞれランダムに決められた方とペアプロやモブプロを行います。
使用する言語は完全に自由です。いつも使い慣れている言語を使うもよし。全く触れたことのない言語に触れてみるも良し。
どうだった?
ペアプロをしっかりやる機会はなかなかなかったので、そこで感じた良さを大きく分けて3つほど書きます。
- どんどん綺麗なコードになる
- 新しい言語に挑戦できる
- 自然と仲良くなれる
どんどんコードが綺麗になる
普段ひとりでプログラムを書くときは、どうしても動けばいいやという汚いコードを書いてしまいがちです。この書き方ダメだなと思っている場合はまだいいのですが、より綺麗に書く方法に気づかずに済ませてしまっている場合もあると思います。
ペアプロをしてると、何を書くにしても2人の目が見張っています。「こう書くほうがいいんじゃないか?」と議論したり、「こう書くとよくなる!」と教えていただいたりできました。いつもだったら、そのままにしてしまうであろうコードがどんどん綺麗になる方法を知っていくことが面白かったです。
1人で同じようにリファクタリングすることは難しいかもしれませんが、もっと学んで「動けばいいコード」を卒業したいですね。
新しい言語に挑戦できる
私は大学に入学して授業で扱ったC言語が初めてのプログラミング言語でした。C言語については一通り学習したのですが、それ以降のSwift, Ruby, Pythonなどはものづくりに必要なときに学んでいくという進め方でした。だから、新しい言語に挑戦するときは「これ作るぞー」という時であり、簡単に始められるものではないと思っていました。
でも、ペアプロだとペアの得意な言語を教えてもらうことができます。いつも触れてない言語に触れると、言語特有の面白さに気付けて面白かったです。
自然と仲良くなれる
セッションは全て1時間。同じ目標に向かっていると、たくさんお話して、たくさん笑顔が生まれました。セッション後の休憩の時間も自然と会話が生まれます。 プログラミングによって人は仲良くなれるのでは?と思いました。
特に私のペアは、自分と同じく修士の方、社会人の方、大学の先生、海外の大学に通う大学生と様々な方がいらっしゃいました。 普段なかなか2人でお話する機会のない方とお話できることも魅力の一つです。
おわりに
感想には漏れてしまいましたが、他にも色々考えましたね。
- プログラミング好きな女の子ってこんなにおるんか!!驚き!!
- 研究柄Pythonやりがちだけど色々やってくれすぎるので、Pythonに甘えてると他の言語かけなくなりそう…
- 社会人の方々に人生相談したり研究のお話したりすることも楽しかった
総じて、イベント大満足でした。ずっと「人に聞くより自分で解決する!」派で、人にコード見られることにとても抵抗がありました。中高生時代に答案を先生が覗きにくるの嫌みたいな感情と似てる感じですかね。自信がないことが原因ですね。
でも、今回参加したことでもっと周りに質問したら良いのかなと思えました。その分他のこと詳しくなって、助け合えることが大切なのかなと思いました。自信がないからこそ、質問したり見てもらったりして、力をつけていきたいですね。またペアプロする機会があったら良いなと思いました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました!